お知らせ
JIDは7月1日に30周年を迎えました
私たちJIDは、2025年7月1日をもちまして、創業30周年を迎えることができました。
この節目の年を迎えられたのは、ひとえにステークホルダーの皆様の温かいご支援とご愛顧のおかげです。
これからも皆様に信頼されるサービスを提供し、さらなる成長を目指してまいります。
賃貸保証という新常識を築いて30年。JIDが見つめる“これからの保証”
人に寄り添う保証を、当たり前に。
創業当時、「賃貸保証」という言葉はまだ一般的ではありませんでした。
JIDは創業30周年を迎え、改めて賃貸保証の社会的意義を見つめ直し、さらなる発展を目指します。制度の構築と文化の定着をリードしてきた誇りを胸に、パイオニアとして積み重ねてきた歴史を土台に、より一層社会に貢献してまいります。
高齢者、外国籍の方、ひとり親家庭、生活に困難を抱える方々──あらゆる背景を持つ入居者さまに“親代わり”として寄り添い、「契約の最後まで支える保証」を提供しています。JIDは、これからも「人を信じ、人を支える保証」を社会の当たり前にしていきます。
創業ストーリー
「誰もが安心して暮らせる社会へ」――JIDの歩みは、ひとつの想いから始まりました。
1980年代後半、不動産業界で長年課題と向き合ってきた創業者・井坂泰志は、「住まいを選ぶ自由すら奪われている現実」に強い疑問を抱きました。
当時、ごく一般的な大家でさえ「外国人や水商売はNG」と断ることが多く、住まいを失う人たちが存在していました。
その現実を目の当たりにし、「困っている人がいるなら助けたい」という思いこそが、JIDの出発点でした。
その後、1995年に「日本賃貸保証株式会社」として正式に事業を開始。
“家族以上に安心できる保証人”を社会の仕組みとして築くという、前例のないチャレンジが始まりました。
「保証人にはなるな」と言われる時代に、“赤の他人の保証人になる”というビジネスモデルを立ち上げることは孤独な挑戦でした。広告に2000万円を投じても反応はゼロ。
それでも「滞納しないすべての人に保証を提供しよう」という想いを胸に、不動産業者を一軒ずつ訪ねて理念を伝え続けました。
月7件だった契約数は10年で月数万件にまで拡大。7年目でようやく黒字化を達成し、JIDは現在の規模へと成長を遂げました。
その礎には、創業者・井坂泰志が掲げた問いがあります。
『仕事や国籍、家庭環境に関わらず、“安心して暮らせる社会”をつくれないか?』
この問いは、今もJIDの原点として、変わらず企業活動の中心に在り続けています。
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少年期の井坂泰志(中央)。修道館王子寮の前。一番左が母の井坂マツ
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三島で母と営んでいた、たい焼き屋
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35歳の井坂泰志
30周年の節目に、新しい本社から地域とともに
2025年5月5日、JIDは創業30周年の節目に合わせ、木更津駅西口にレジデンスとオフィスからなる複合ビル「THE Rejuve Port KISARAZU」を建設し、本社機能を移転しました。
この新社屋は、地域活性化への強い想いを込めて竣工。社員の働きやすさや防災機能も充実させた設計となっています。
JIDは、新本社を拠点に賃貸保証サービスのさらなる拡充、そして木更津市をはじめとする地域社会への貢献を引き続き目指してまいります。
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千葉県知事、木更津市長が駆けつけてくださいました。
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地域の皆さまへの感謝の気持ちを込めて「餅まき」を行いました。
代表からのコメント
「この30年で、“保証会社”という言葉は定着しました。
しかし私たちJIDは、これからの30年で“人のぬくもりが届く保証”を、もっと当たり前の存在にしたいと考えています。
保証とは、単なる契約ではなく“信頼”そのもの。
“選んでよかった”と思っていただける存在であり続けたい――それが、JIDの変わらぬ使命です。」
代表取締役 梅田 真理子